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最新世代の超低用量ピル、ヤーズとは?

低用量ピルが日本で導入されて、日常的にピルを使う人の数が増えてきています。
最近ではさらに含まれている女性ホルモンの量が少ない超低用量ピルという種類のピルも販売が開始されています。
その超低用量ピルの種類の中にはヤーズというピルも含まれます。

ヤーズは今までの低用量ピルよりもさらにホルモン量を減らし、低用量ピルの多くは1周期の中で21日間ピルの服用をしますが、ヤーズは24日間と長めの服用期間があります。
これはホルモン量が少ないために、体の中の状態をキープさせるのに長い期間服用する必要があるということです。

また服用している期間が長いということで、1周期の中でホルモンが大きく変動することがないというのもヤーズの特徴です。
こういった特徴を生かしてヤーズは治療薬として活躍しています。
ヤーズに含まれている黄体ホルモンはドロスピレノンという種類のもので、卵胞ホルモンとしてはエチニルエストラジオールという成分が配合されています。

エチニルエストラジオールは美肌ホルモンと呼ばれている卵胞ホルモンと同じ働きをします。
しかし、他の低用量ピルに比べて配合量は少なめになっていることが違いのひとつです。

ドロスピレノンには子宮内膜が厚くなるのを防ぐ働きがあり、それにより痛みの原因となるプロスタグランジンの分泌を抑えます。
その結果、生理痛が軽くなる効果が期待できるので、月経困難症の治療に向いているピルです。

ヤーズの使用方法は、24日分の錠剤と4日分のプラセボがセットになっています。
周期の始まりの時期から1錠目を飲み始めて順番に24錠目まで飲み続け、翌日から4日間はプラセボ錠を服用します。
これで28日となり、翌日から次のシートにうつります。
プラセボ錠は服用してもしなくても、ピルの効果には違いはありません。
しかし、休薬期間明けに飲み忘れをしてしまいそうな人は、服用の習慣を続けるためにも飲み続ける方法がおすすめです。

超低用量ピル、ヤーズは副作用が少ない?

ヤーズはこのように28日間でワンクールという使用方法になりますが、含まれているホルモン量が少ないため、飲み忘れには注意が必要です。
毎日飲むだけでなく、できるだけ同じ時間に飲むようにして、服薬間隔が開き過ぎないようにします。

またホルモン量が少ないということで、必要な効果をしっかりと出しながら、副作用は出にくい作りになっています。
ホルモン量が多いとそれだけ体の状態が急激に変化をするので、副作用も強く出てしまいます。
しかしヤーズの場合には効果を出すために最小限の量しか配合されていないため、副作用も少ないと考えられます。

ピルの副作用のひとつに男性化というものがあり、皮膚の皮脂が過剰に出てしまったり、太りやすくなってしまう、毛深くなるというものがあります。
これは含まれているホルモンの種類に関係して起こる副作用です。
ヤーズの場合にはこういった症状が出にくいピルとして知られています。

ニキビや肌荒れの合った人がヤーズを使うことで、肌の状態が良くなり、ニキビが軽減したという事例もあります。
他にもムダ毛が薄くなるという効果もあります。
男性化のひとつである毛深くなるという症状を起こさないだけでなく、男性ホルモンを抑制する効果があることで、ムダ毛が目立たなくなるということにつながります。

こうした男性ホルモンの抑制効果は二次的な効果であり、月経に伴う症状を軽くしたり、排卵を抑制する作用とは違うものですが、服用している人にとっては重要な問題です。
いくら避妊効果があったり、生理痛を軽くすることができても、男性化の副作用が強くでると、日々の生活を快適に送ることができません。
そういった面から見てもヤーズは優れた点の多いピルだと言えるでしょう。

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